映画『オートマタ』のネタバレ。あらすじと感想も

オートマタ の作品情報

2044年、砂漠化と大気汚染が進み人類は滅亡の危機にさらされる中、労働力として人型ロボット「オートマタ」が日常に浸透していました。

人間との共存ができるよう安全規格(プロトカル)が備わっていたオートマタですが、ある日、ジャックはプロトカルが備わっていないオートマタの存在に気がつきます。

その真相を巡ってジャックは事件に巻き込まれていきます。

【監督】カペ・イバニェス

【脚本】カペ・イバニェス、他

【出演】アントニオ・バンデラス

【原題】Automata

【制作年】2014

【制作国】スペイン、ブルガリア

【配給】コントラコリエンテス・フィルムズ(スペイン)

【上映時間】1時間50

画像:(Facebookオートマタ」より引用)

オートマタ のネタバレ

ネタバレ1,人型ロボット「オートマタ」

2044年の地球、急増した太陽嵐で地表は汚染濃度の高い砂漠と化し、人口は2100万人にまで減少していました。

人類存続の危機の中、ROC(ロック)社は「オートマタ」という人型ロボットを開発し、オートマタに防御壁や人工雲(機械式の雲)を作らせました。

ロボットには2つの安全規格(プロトカル)があります。

1、生物への危害を禁ずる

2、自他の改造を禁ずる

人類をロボットから守るために作られたこのルールは変更不可能です。

大気汚染が蔓延した都市に住むジャック・ヴォーガンは、ROC社で働いています。

日々の暮らしや仕事に疲れ、幼少期に遊んだ海の記憶を時折思い出しては、妻とまもなく産まれてくる娘と共に都市を離れて暮らしたいと願っています。

しかし、かつての海は現在「砂漠」となっており海は存在しません。

ある日、警察から「ロボットが異常を起こした。銃で撃ったのにも関わらず自己修復をしている」と連絡を受けます。

検死官によると、ロボットは高度に改造されており、第2プロトコルが抹消されていたそうです。

ジャックは改造に使われていた部品の手がかりを追って、防御壁の建設現場の職員に話を聞きます。

壁の向こうには広大なスラム街があり、壁は砂漠化防止のためにあると思っていたジャックは驚きます。

盗まれた部品の一部が稼働中のロボットの部品であったと告げられ、ジャックは対象ロボットの後をつけて立ち入り禁止区域(スラム街)に入っていきます。

ロボットを追い詰めますが、そのロボットは証拠を消し去るために自らを燃やしてしまいます。

死んだロボットの中を調べると入ってるはずのない「原子力電池」が見つかりました。

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画像:(pixabayより引用)

ネタバレ2,オートマタ「クリオ」

ジャックは、誰かが密かにロボットを改造したのではないかと上司に報告します。

上司は、解決したら希望していた都市からの異動を認めるという条件を出し、ジャックはロボットの調査に乗り出します。

その夜、異動を申し出た話を妻にすると「都市よりマシな場所はない」と言われ、言い争いになりました。

次の日、(スラム街)でウォレス刑事と一緒にロボットの改造を行った技師を捜します。

怪しい店にいた、女性の顔をしたロボット「クリオ」を訪ねます。

ウォレスはクリオを撃ち、修理のためにクリオが運ばれている車を追跡して修理工場を突き止めます。

中にいたデュプレ博士は「第2プロトコルが消された場合、ロボットは凄まじい進化をする。プロトコルを変更できるような天才技師は知らない」と言います。

ジャックは博士にロボットの脳「バイオカーネル」を渡して立ち去ります。

その後本社から「調査中止」のもみ消しを命じる指令が届きます。

デュプレ博士からも連絡が入り研究所を訪れると「ジャックが渡したバイオカーネルをクリオに移植した結果、クリオが自己修復を始めた」と報告を受けます。

直後、博士は突然やってきた子供に射殺されてしまいます。

ジャックも追われ、タクシーに乗り込むとなんと運転席にはクリオがいました。

クリオは巧みな運転で追ってくる車を交わしましたたが、車は横転しジャックは気絶してしまいます。

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画像:(pixabayより引用)

ネタバレ3,「オートマタ」の真実

気がつくとそこは砂漠で、ロボットに運ばれている最中でした。

ジャックは街に戻ろうとしますが自力で歩ける体力はありません。

ロボットたちは、ジャックを危険な街から遠ざけようとしていたのです。

本社ではジャックはロボット改造の嫌疑をかけられており、上司ボールドはジャックを庇います。

ジャックは車で追ってきたウォレス刑事と再会するも刑事はロボットを次々に破壊、見かねたジャックは刑事を撃ってしまいます。

次の日、ボールドはROC社から「オートマタ」真相を聞きます。

初期型のロボットにはプロトカルを埋め込みませんでした。

するとロボットは自ら学び出し9日目には人間の知能を超えてしまいました。

そこでロボットの知能を制限するために2つのプロトカルを初期型のロボットに作らせたのです。

プロトカルの変更に関与している嫌疑をかけられているジャックは、人類の脅威であるとされてしまいます。

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画像:(pixabayより引用)

ネタバレ4,人類との決別

ジャックとクリオ達は、黒幕の技師がいるであろう工場跡にたどり着きました。

しかし、そこにいたのはプロトカルの制約を受けていないオートマタ(ロボット)でした。

「人類の滅亡は自然のサイクルで、これからはロボットが人類を受け継ぐ」オートマタがそのように言うと、ジャックは原子力電池を渡しました。

次の日、クリオ達に別れを告げてジャックは車で街へ向かいますが、その途中ボールドが倒れているのを発見し引き返します。

妻と産まれたばかりの娘がROC社の人間に人質に取られていたのです。

目的は、プロトカルの制約を受けていないオートマタを破壊して一連の騒動を隠蔽することでした。

彼らはオートマタを次々に破壊していきます。

激闘の末ジャックとクリオはなんとか勝利しました。

クリオは、ジャックに別れを告げて谷の向こうへ渡ると女性の仮面を捨てて去って行きました。

ジャックと妻、娘も車で新天地を求めて走り出し、海を見つけるところで物語が終わります。

画像:(「綺麗な壁紙」より引用)

オートマタ 感想

前半は主に都市、後半は砂漠が舞台の作品です。

人間とオートマタの「関係」について注目しながら観て欲しいなと思います。

人類を救う目的でつぐられたはずのオートマタが、最後は人類と決別し自分たちで生きる道を選びます。

クリオが最後、人間につけられた「女性の仮面」を外し、ロボットの姿で去っていく所にその覚悟を感じました。

現在は人間が支配している(この言い方が人間のエゴですが、、)地球、次の支配者がロボットに変わる日もそう遠くないかもしれませんね。

 

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